平井雷太が綴った日々のつぶやき(詞)
子ミュニケーション
「子育て」をすることで
子どもが育つのだろうか
大人がどんな働きかけを行っても
子どもは育ちたいように育つ
しかし
これは何もしないというのとは違う
子どもをどのように育てたいのかという
大人の思いこそが大事
「これをやらせたい・あれをやらせたい」
こんな子に育ってほしいという願いを
「子育て」をしようとする大人が持つことで
その大人が育つ
その思いを実現するためにはどうするのか
それをそのまま出すことで
子どもの反発を買い
思いとは違う方向に育っていく
これでは「子育て」にならない
大人も育たない
子どもを無理やり
自分の思い通りにしようとしているだけ
だから
「子育て」をしようとしているつもりで
子どもとの関係は壊れ
コミュニケーションもできなくなっていく
だから
子どもをこうしたいという思いを持ちながら
それをそのまま出さず
どうすればそれが子どもに伝わっていくかを
本気で気長に考えていくのが「子育て」なのだ
どんなときにどんなタイミングで話せば
思いが伝わるのか
どんな表現が適切であるのか
それを本気で考えていくことで
それを伝えようとする大人が育つ
それが「子育て」